JDMAメッセージ
JDMA/日本デザインマネジメント協会は創造職種経験者や創造系教育機関の教師経験者などで理事会を構成し、日本の未来に向けて新しい価値創造を振興/支援する主旨で、2020年より活動している団体です。
私達は世界が変革期を迎えた今世紀に、資源に乏しく人口減少、少子高齢化などが進展する日本において、幸せな社会変革を遂げていく核となる要素を『創造性』だと確信しています。今後はプロの創造職種に限らず、一般社会のあらゆるジャンルで創造性を発揮する人材が必要不可欠な時代を迎えました。こうした観点から創造性溢れる『人づくり』こそが今後の重要課題と捉えました。
そこで、JDMA創造性教育アカデミアを設置して『イイね・創造人!』を発信する事としました。本書はWEB発信している内容をもとに、基礎的で普遍的内容に絞って創造性を紹介しています。感受性が強く人生観や職業観に目覚める思春期の皆さんや、保護者、教育者の方々も含めてお役に立てば幸いです。
JDMAは未来社会のあらゆるジャンルで創造性溢れる次世代人材が活躍して「創造立国」を実現していく一助になればと願って、本活動を推進しています。
1957年福島県生まれ。東京造形大学デザイン学科卒、筑波大学大学院芸術研究科生産デザイン専攻修了。東京都立産業技術研究センター、 東北芸術工科大学助教授、ヘルシンキ芸術デザイン大学客員教授を経て2006年より、東京造形大学に着任。専門領域はインダストリアルデザイン、デザインマネジメント。地域産業のプロデュース、デザイン開発研究を進める。2014年〜2018年東京造形大学副学長。2023年より東京造形大学名誉教授。
1952年東京生まれ。1973年育英高専工業デザイン学科卒業後、トヨタ自動車デザイン部に入社。3代目セリカ、5代目&8代目カローラセダン、2代目MR2、スプリンターマリノなどの外形デザイン創出。1997年から菅原スタジオのチーフとして新コンセプト車、各種モーターショーカーの先行開発を展開。2004年から製品デザイン開発の室長や人材育成の推進役を担う。また、兼職として東京造形大学、中京大学、千葉大学、東京都立大学の非常勤講師として創造人材の育成を推進。2017年からデザインコンサルタント活動開始。
1960年大阪府生まれ。1983年多摩美術大学プロダクトデザイン卒業後、トヨタ自動車デザイン部に入社。1990年本田技術研究所和光デザイン室に入社し、東京アドバンス、Honda R&D Americas、 Honda R&D Europe、ブランド企画室、技術広報室などに勤務。2021年デザインコンサルタントCreate and ConnectのCDO、東京都立産業技術大学院大学教授、東京造形大学非常勤講師に就任。